「鏡の法則」 野口嘉則
★紹介図書 「鏡の法則」 野口嘉則
「人生とは自分の心を映し出す鏡である。」というメッセージは、とてもシンプルですが不変の真理といっても過言ではないでしょう。「鏡の法則は」初版から10年以上が経過しましたが、累計100万部を突破した大ベストセラーです。この本との出会いは8~9年ぐらい前に偶然本屋さんで見かけた時です。本の帯に「読んだ人の9割が涙した。」と書かれていて「本当かなぁー?」と疑いつつも、どうしても気になり買ってみました。読み始めると、すぐにストーリーに引き込まれてしまい一気に読んでしまいました。
人は誰しもが不幸な出来事や、受け入れがたい事実を目の当たりにしたとき、原因を自分の中ではなく外に求めたくなるのではないでしょうか。私自身も、自分に起こる不幸な出来事を誰かのせいにして生きていました。そうすることで自分は悪くないと思い込むことができたからです。
「鏡の法則」を読んだ後、今までの自分の考え方は間違っていたということに気づかされました。その衝撃はいまでもはっきりと覚えています。原因を自分の外に求めているうちは何事も解決することはないのです。厳しいことかもしれないけれど「目の前の現実はすべて自分の責任である。」と原因は自分の中にあると気づくことからすべてははじまるのだと思います。
この本に出会ったのは20歳を過ぎていましたが、もしあの時出会っていなかったと思うとゾッとします。素晴らしい本との出会いに本当に感謝しています。
まだこの本を読んでない人やちょっとしたことにすぐにイライラしてしまう人はぜひ読んでみてほしいです。もしかしたら人生を変えるかもしれない本との出会いになるかもしれません。